【光る君へ】親友・紫式部のイタズラにぷんぷん!藤原彰子に仕えた『宰相の君 (藤原豊子)』とはどんな女性? (3/4ページ)
おほかたもよき人の、をりからに、またこよなくまさるわざなりけり。
※『紫式部日記』より
……長いのでかいつまんで話すと、要するに昼寝していた豊子(弁の宰相の君)の寝顔を除き込んだ紫式部が「まぁ可愛い。おとぎ話のお姫様みたい(物語の女の心地もしたまへるかな)♡」と呟いたところ、豊子は慌てて「貴女、頭おかしいんじゃないの(もの狂ほしの御さまや……)!?」と怒ったけど、そんなお顔も可愛い♡というエピソードです。
常識人(というか御局様気質)?の紫式部にしては、かなり大胆なことをしでかしています。
しかし思わずそうしたくなってしまう可愛さと、それを許してしまう豊子の優しさがなせる業だったのでしょう。
「もうっ、謝るまで許さないんだからっ!」
仕事は出来るけど親しみやすく、同僚や部下たちから慕われる。そんな人望厚い愛されキャラだったのかも知れませんね。
亡き夫を偲ぶ
豊子と交流があった赤染衛門の夫・大江匡衡。菊池容斎『前賢故実』より
そんな豊子は和歌にも巧みで、『後拾遺和歌集』に1首が入選しています。