【光る君へ】紫式部と仲良しすぎて道長も手が出せず!? 親友・小少将の君とはどんな女性だった? (5/6ページ)
また続けて詠みました。
(六五)
同たれか世に なからへてみむ かきとめし
跡はきへせぬ かたみなれとも※『紫式部集』より
【意訳】彼女がくれた文はこうして私の手元に残っているけれど、私も死んでしまった後は誰が読み継いでくれるのでしょうか……。
何だか紫式部も後を追ってしまいそうな感じです。
「クヨクヨすんな!」加賀少納言の返歌
「しっかりなさい!そんなことじゃ、彼女が成仏できないでしょ!」紫式部を叱咤激励する加賀少納言(イメージ)
世の儚さに沈む紫式部へ、加賀少納言が返歌をくれました。
(六六)
かへし
同なき人を しのぶることも いつまでぞ
けふの哀は あすの我みを※『紫式部集』より
【意訳】亡くなった彼女を、いつまで偲んでいるのでしょうか。明日は我が身かも知れないのに……。
どうやら彼女は「いつまでもクヨクヨしてんじゃないよ!私たちだっていつまで生きられるか分からないんだから、今日を楽しんで生きなくちゃ!」と言いたいようです。