2024年第2四半期スマートフォングローバル市場におけるセルスルーを発表〜前年同期比6%成長し、過去3年で最大の前年比成長に〜 (3/5ページ)

バリュープレス

欧州と中南米では前年比で大きく成長したものの、米国での買い替え率の低下と中国でのHuawei復活によるシェア低下があり、全体として相殺される形となりました。それでも、618商戦期間中に実施した値下げでAppleの中国での売上は改善しており、また、下半期にApple Intelligence(AppleによるAI搭載スマートフォン)が登場すると、買い替え需要が高まると考えられます。

Xiaomiはトップ5社の中で、第2四半期に最も大きい22%の成長を遂げました。Redmi 13とNote 13シリーズの人気に加えて、ポートフォリオをスリムにして高価格帯機種に重点を置いた結果、Xiaomiのシェアは前年より2%増えています。vivoも市場平均を超えて成長し、特に世界最大の市場である中国とインドで第2四半期の首位を獲得しました。vivoを僅差で追うOPPOは利益率改善に取り組んでおり、同社の高価格帯機種路線に合わせて中~上価格帯により多くの製品を投入しています。この戦略は短期的にはシェア低下の恐れもありますが、利益率の高い事業に転換できる可能性があると考えられます。

トップ5社の合計シェアは、第2四半期に前年比で低下しました。Huawei、HONOR、Motorola、Transsion group各社などが急成長していることがその理由として挙げられます。その一方、トップ10社でみると、シェアの合計はほぼ90%に達しており、市場が統合されトップ10社の競争が激化していることがわかります。Huaweiは中国国内で大きく伸びました。一方、HONORとTECNOは他地域で業績を伸ばしています。Motorolaは複数地域で急成長した結果、昨年より順位が2つ上がると共に、四半期としては同社として過去10年で最高のシェアをグローバルで獲得しました。

スマートフォングローバル市場における「ニューノーマル」に関して、カウンターポイント社シニアアナリストAnkit Malhotra氏は次の通りコメントしています。
「スマートフォングローバル市場は新しい時代に入ったと言える。ひとつは、買い替え需要が中心のゆっくりとしてはいるが、着実な伸びの台数。もうひとつは、メーカー間のゼロサムゲームだ。

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