社員のメンタル不調を減らすために人事労務担当者に求められる発想の転換 (2/2ページ)
単純に相談を受けやすくなる仕組みをつくるという意識だけでなく、相談してきた社員に、相談したことで良い方向に物事が進むようになった、という成功体験を積んでもらうことを意識した場を設計すること。社員自身が相談の成功体験を積むことで、相談することの意義を実感し、必要に応じて再度相談する。その好循環をつくる。これは、人に迷惑をかけない、相談しても問題が解決しないという感覚を取り除く体験にもなる。そういった仕組みをつくるためにも、まずは、人事労務担当者が相談すること自体を大切にする対応を心掛けることが大切となる。
モヤモヤと病気の境目はわからないし、メンタル不調に自分では気付けないもの。なので、病気ではない健康な状態でも、自らの判断で気軽に相談できるような仕組みづくりについて考えてみてはどうだろう。そこにメンタル不調になる社員を減らすヒントがあるのではないか。
(T・N/新刊JP編集部)