特急便なんと45万円!?江戸時代に大活躍「飛脚」の値段に驚き!町民も活用した町飛脚の価格は? (3/3ページ)
この特急便、文化年間(1804年から1818年)ごろで約45万円もしたそうです。
これほどの金額をかけてまで荷物を運ぶ理由として、商人にとって重要な商機があったからでしょう。ちなみに、普通便だと1700円程度でした。
江戸市中限定の飛脚便は庶民的な値段
公用便から始まった飛脚は、武士や商人を経て町民たちにも親しまれるようになります。そうして、江戸市中限定の飛脚も登場するのです。その呼び名を「チリンチリンの町飛脚」といいます。
どうしてそのような名前なのかは、飛脚の格好に由来しています。
江戸市中を走っていた飛脚は、手紙や荷物を入れた箱をくくりつけた棒をかついでいましたが、その棒の先端に鈴をつけていたからです。そのため、飛脚が走ると鈴が「チリンチリン」と鳴っていました。
江戸市中の飛脚便は、江戸四里四方で24文から34文(約240円から340円)だったそうです。浅草田町から吉原まで往復で50文だったので、庶民でも気軽に利用していたでしょうね。
参考書籍
お江戸の意外な「モノ」の値段 物価から見える江戸っ子の生活模様 面白くてよくわかる 新版 江戸の暮らし日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan