まるで戦国の世のシャーマン!戦国時代に出陣の日時などを占いで決めていた呪術師「軍配者」とは?【前編】 (3/3ページ)

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陰陽道のもとである陰陽五行説の図(Wikipediaより)

厳密にいえば、このように呪術を用いて実際に占った人々こそが軍配者と呼ばれたのでした。

「軍配者」の現代の名残

ちなみに、軍配と言えば多くの人が相撲の行司が手にしているアレや、武田信玄が上杉謙信の攻撃を受け止めたという伝説のアレを思い浮かべるでしょう。

伝説の武田信玄・上杉謙信の一騎打ちの像

アレのルーツも、先述の軍配者にあります。もともと、彼らが所持していたものを軍配団扇といい、陰陽・八卦や二十八宿など占術・古星術の要素が描かれていたのです。

軍配団扇は、略して軍配と呼ばれることになりますが、今日では、相撲の行司が勝負の決まったときに軍配を上げるなどしています。

こうしたことから、勝負が決まることを軍配が上がると呼ぶようになりました。

【後編】では、より具体的に、著名な戦国武将と占い・呪術の関わりについて見ていきましょう。

参考資料:『歴史人 2022年5月号増刊 図解 戦国家臣団大全』2022年5月号増刊、ABCアーク
画像:photoAC,Wikipedia

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