縄文時代に存在したの!?なんと縄文人は「矢じり」をアスファルトで接着していた! (3/3ページ)

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世界史的にも、天然のアスファルトははるか古代から使用されていたことが分かっています。紀元前3800年頃の古代メソポタミアで既に接着剤として用いられていましたし、紀元前3000年頃の古代エジプトでは、ミイラの防腐剤としても使われていました。

旧約聖書の『創世記』にも、バベルの塔の建設のためのレンガの接着剤として、またノアの箱舟の防腐剤として天然アスファルトが使用されたとの記述があります。アスファルトは神話にまで登場するのです。

ピーテル・ブリューゲル『バベルの塔』(1563年頃)、ウィーン・美術史美術館蔵(Wikipediaより)

ただ、アスファルトという単語が英語に現れたのは、原油の利用が一般的になり始めた18世紀に至ってからです。

日本でも、『日本書紀』に、668年に「燃える水」と「燃える土」が越の国から天智天皇に献上されたとの記録があり、燃える水が石油で、燃える土が天然アスファルトであると考えられています。

アスファルトの使い道としては、多くの人が道路の舗装を思い浮かべると思いますが、日本でそのように道路の舗装でアスファルトが使われたのは明治11年(1878年)、東京の神田川にかかる昌平橋の舗装が最初だったと言われています。

ただそれはあくまでも公式の記録で、それ以前からアスファルトが道路工事で使われていた可能性もあります。

縄文人が使いこなしていたことを考えれば、それも納得がいく話ですね。

参考資料:歴史の謎研究会『舞台裏から歴史を読む雑学で日本全史』2022年、株式会社青春出版社
画像:photoAC,Wikipedia

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