2024年第2四半期の半導体ファウンダリグローバル市場における売上を発表〜前四半期比9%、前年同期比23%増加〜 (2/5ページ)

バリュープレス

これを受けて、TSMCは通年の利益予想を20%台の下の方から、20%台半ばへ引き上げました。TSMCはAIアクセラレーターの需給が2025年から2026年前半にかけてタイトな状況が続くと予測しています。同社はCoWoSの製造能力を2025年までに、さらに倍以上に拡張し、AI需要に応える計画です。3nmや4/5nmなどの最先端プロセスノードの価格は2025年に急騰する可能性が高く、TSMCの技術力を再認識させられるとともに、同社の長期的な収益と業界全体の持続的な成長が期待できます。

Samsung Foundryの売上は前四半期より伸びていますが、これは主にスマートフォン向けに在庫を積んで準備をしていることが要因であり、おかげで同社は2024年第2四半期に13%のシェアで第2位につけています。同社は引き続き、重点戦略として先端プロセスノード向けにモバイルとAI/HPCの顧客を増やそうとしており、それによって業界平均より高い売上成長を狙っています。

SMICの四半期業績は好調で、第3四半期の利益予想も市場の期待を超えるものでした。中国国内の需要回復を受けてのことで、CIS(CMOSイメージセンサー)、PMIC(電源管理IC)、IoT、TDDI(タッチパネル機能付きのディスプレイ制御IC)、LDDIC(大型ディスプレイ用ドライバIC)などが好調です。SMICの12インチウェハーの需要は改善しており、顧客である中国のファブレス各社に在庫積み増しの動きが広がるにつれて、全体のASP(平均売価)も上昇するとみられます。同社は、今後稼働率が改善することから、慎重な姿勢ながら売上成長には明るい見通しを立てています。

UMCの四半期業績は予想を大きく上回りました。外国為替レートが有利に働いたことと、価格決定力があることが功を奏し、利益率が上がったことが要因です。同社は、第3四半期に今四半期比で一桁台半ばの成長を予測しています。これは、AIを別にすれば、ロジック半導体の回復が弱い状況を考慮した、私たちの予想とも一致しています。

「2024年第2四半期の半導体ファウンダリグローバル市場における売上を発表〜前四半期比9%、前年同期比23%増加〜」のページです。デイリーニュースオンラインは、ファウンダリーカウンターポイント社市場調査Samsung半導体ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る