別れても、とだえぬ絆…大河ドラマ「光る君へ」第39回放送(10月13日)振り返り! (6/7ページ)
きっと友達からも「お前がいないと寂しいよ」「早く帰って来いよ」「また遊ぼうぜ」などなど、声をかけられていたのではないでしょうか。
いかに惟規が人気者であったかがよく分かります。
都にも 恋ひしき人の 多かれば
なほこのたびは いかむとぞ思ふ※『藤原惟規集』補遺(三)
※『後拾遺和歌集』恋三、七六四
※越後で重病を患い、斎院の中将(源為理女)へ
こちらは劇中でも触れられた通り、最後の一文字は力尽きてしまい、為時が書き足したのでした。
ちなみに劇中では完全にフラれた扱いとなっていましたが、末期の歌を贈るということは、まだ何かしらのつながりがあったのでしょう。
もちろん惟規が一方的な未練を寄せただけという可能性も否定できませんが、それでも彼女に対する強い意志が感じられます。
辞世となってしまったこの歌は、果たして斎院の中将に届いたのでしょうか。届いていて欲しいですね。
実はかなり高い教養があった紫式部の弟・藤原惟規。