フルタイムシステム製品「2024年度グッドデザイン賞」3部門受賞 (4/6ページ)
また、受け渡しロッカーの機能を主としながら、個人預かり機能であるコインロッカー機能も備えている。電気工事が不要で、車輪や取っ手が付いており、移動・搬入も簡単にできる。これらをコンパクトな筐体において実現している点が評価された。
【製品・システム概要】
受け渡しロッカーの機能として、利用者への「荷物渡し」・「荷物発送」・「貸出」・「返却」といった機能は、無人で24時間つかえるサービスとして、災害時の非日常においては「災害時に使いたい。」「一週間だけ使いたい。「無人で安全に受け渡ししたい。」などのワンタイムで利用でき、非対面・セキュリティ機能付きの受け渡しの従来にないサービスを提供できます。受け渡しロッカーの機能を主としながら、個人預かり機能であるコインロッカー機能を追加しました。私物や貴重品などの個人利用ボックスとしても使え、受け渡しもできるロッカーシステム。ロッカー製造時に運搬するカートの構造を、ロッカーに取り付けるために解析しました。車輪と取っ手をロッカーに取り付けることにより、ロッカー単体で運搬が可能となりました。車輪も大口径のものを採用することにより、階段や段差・坂道などでも運搬ができます。移動・搬入したロッカーをつなぎ、設置。電源の確保は、ロッカーに収納可能な容量では最大の出力を担保できるバッテリーを選択し、搭載しました。電気工事が不要で、移動・搬入も簡単なロッカーシステムを実現しました。
【開発背景】
災害時において、私物の保管や受け渡しするにあたり、安全でプライバシーも守られ、無人で24時間行えるサービスが存在しないことから受け渡しロッカーのニーズは高まります。受け渡しロッカーが避難場所などに設置できれば、利用者への個別受け渡しや宅配物受け取りなども人のサポートなしで行えます。しかし、受け渡しロッカーの利用には、「電源の確保」と「設置環境の簡易化」が必要です。いかに迅速に取り付けを行い、独自の電力を確保して、受け渡しロッカーを運用開始できることが社会ニーズに対応できることと考えます。避難所・鉄道駅・道の駅・有料道路サービスエリアなどで運用できる受け渡しロッカーの開発を実施します。