元本が減って不安でも慌てるなかれ。投資初心者が不安になったときに心掛けるべきこと (2/3ページ)
どちらか一方ではなく、どちらもバランス良く資産形成をすることが大切と言えるでしょう。
■投機的な投資になっていませんか?
いきなり大きなお金を投資に使い、短期間で利益を出そうとすることは投資ではなく投機であり、リスクが高くなります。余裕資金ならまだしも、生活費として必要なお金を使ってしまうのは、もはやギャンブルですので絶対にやめましょう。
このように1つの商品に集中させたり、買うタイミングを集中させるとリスク分散ができません。そのため高騰すれば大きな利益となりますが、暴落した場合は損失が大きくなります。
相談者さんの夏の暴落は、この状況に近いものがあり、不安になったのだと思います。不安になるのであれば、投資における不安要素を減らすために、投資方針や投資方法の見直しをしてはいかがでしょうか。
■資産運用は「長期・積立・分散」投資を心掛ける
NISAやiDeCoで運用する場合、「長期・積立・分散」投資が基本です。
長期とは、金融商品の変動価格に一喜一憂せずに、長い目で保有し続けることで、一般的に数年~数十年の期間で投資をすること。積立とは、月々1万円ずつ投資をするなど、コツコツと継続させながら投資をすることです。
分散とは、1つの投資商品や、1回の投資タイミングに集中させるのではなく、複数の商品に投資をして、リスクを分散させることです。例えば、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式、金(純金ファンド)や不動産投資信託(REIT)など、タイプの違う数種類の商品にバランス良く積立投資をすることが「分散」になります。
また、一度買ったら終わりではなく、購入後も動向をチェックし、リバランスといった適宜銘柄の見直しをして配分などを調整するようにすると、さらにリスクを軽減することができます。
このように、「長期・積立・分散」投資をすることで、運用時のさまざまなリスクを軽減させることができます。つまり、評価額がマイナスになったとしても、長期で運用をしているなら、慌てたり落ち込む必要はないのです。
毎月定額を積立投資する場合、商品の価格が高いときは少ない購入量となり、低くなれば購入量は多くなります。