高カカオチョコレートの健康効果「蒲郡スタディ」10年の研究成果と合わせてイベントを開催 (2/2ページ)
また、効果的な摂取量として、1日あたり650mgのカカオポリフェノールを含む高カカオチョコレート25gが推奨されている。通常のチョコレートと比較して、高カカオチョコレートは2〜3倍のポリフェノールを含有しており、より効率的な摂取が可能とされる。
さらに、カカオの効果を最大限に引き出すための組み合わせについても研究で明らかになっている。
チョコレートに含まれるカカオバターは、果物に多く含まれるカロテン類の吸収を助けることから、オレンジやバナナ、パイナップルとの相性が良いとされる。また、イチゴやベリー類、干しブドウなどのアントシアニンを多く含む食品や、抗酸化成分を含むナッツ類との組み合わせも推奨されている。
効果的な摂取方法と地域での取り組みこの研究成果を受けて、蒲郡市では地域の喫茶店10店舗と連携し、モーニングサービスなどに高カカオチョコレートの提供を開始。明治から提供された3,200個のチョコレートが、各店舗で1人1枚ずつ配布された。
地元の老舗喫茶店「メルヘン」の竹内洋子店主(73歳)は、「食後にスイーツを楽しむことが多かったが、高カカオチョコレートの健康効果を知り、朝の摂取を始めたい。お客様にもその効果を伝えていきたい」とコメント。
この研究は、日常的な食品による健康増進の可能性を示す重要な事例として興味深い。特に生活習慣病の予防や改善に向けた新たなアプローチとして期待が高まってくる。
今後、さらなる研究の進展により、高カカオチョコレートの新たな健康効果が解明されることが期待される。