布教で来日したキリスト教系団体、実は「イエズス会」だけではなかった!知られざる四大派閥とその内情 (3/4ページ)
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フランシスコ・ザビエル
最後の四つ目の派閥はドミニコ会で、1206年に聖ドミニコにより設立され、1216年にローマ教皇ホノリウス3世によって認可されたカトリックの修道会です。彼らが羽織る黒い外套にちなんで黒衣の修道会とも呼ばれています。
イエズス会内部の対立もあったと、ここまでは修道会単位で四つの組織を紹介しましたが、さらに、最大派閥だったイエズス会のなかでも、ポルトガル系宣教師とイスパニア系宣教師が対立して二大派閥を作っているというのが内情でした。
海をわたって来日した宣教師たちは、神の教えを伝えるためにはるばる日本までやってきたはずですが、全員一丸となって布教活動にあたるというわけにはいかなかったようです。
なかでも、ポルトガル系宣教師とイスパニア系宣教師の対立は、1592年(天正20)にイスパニア船の日本来航が許されて以来、激しさを増しました。