下ネタがすぎるぞ北斎先生!「我ものを握る片手…」浮世絵師・葛飾北斎は川柳も名人級だった! (2/4ページ)

Japaaan

北斎「北斎漫画十三篇」より 国立国会図書館蔵

「気違ひの とらまえたがる 稲光(いなびかり)」

真っ黒な雲の上でゴロゴロ音が鳴り始めると、外にいる人はみんな笠を押さえて逃げ出すってのに、嬉々として家から飛び出してきたジジイが1人。

そのとんだジジイこそ、北斎その人です。

ピカピカッと来てドオン。近ければ近いほど目をかっ開いて見上げます。本気です。北斎は、雷の光も音も風も全部捕(とら)まえて自分のモンにしちまおうと本気で思っていたんです。そしていつか必ずこの稲光って奴を描いてやろうと。「画狂老人」の名にかけて。

北斎「富嶽三十六景 山下白雨」Wikipediaより (右下の赤い光線が雷)

一瞬の風景を愛おしむ

「田毎田毎 月に蓋する薄氷」

ここは信濃の姥捨山のふもと。小さな水田の一つ一つに月が宿る名所です。そんな月を閉じ込めるように、田には薄い氷が張っています。

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