3歳児が寝かしつけた〝まさかのモノ〟に16万人にっこり 「優しい世界」「幸せそうに見える」

Jタウンネット

3歳児が寝かしつけた〝まさかのモノ〟に16万人にっこり 「優しい世界」「幸せそうに見える」
3歳児が寝かしつけた〝まさかのモノ〟に16万人にっこり 「優しい世界」「幸せそうに見える」

子供の世界って、とっても優しい!

あまりにも可愛すぎる3歳児の行動を捉えた写真が、X上で話題となっている。

何だ? ティッシュに何か挟まれている......?

2025年1月4日、絵本作家であり、イラストやデザインなども手掛けている「かとーゆーこ」さんは写真と共にこう呟いた。

「これは3歳児によってお風呂に入れられ、寝かしつけされている実家のプラスチックスプーン」

なんと、かなり可愛がられているプラスチックスプーンだった。

筆者の家では乱雑に使われ、簡単に処分されているプラスチックスプーンだが、3歳さんの元へ行けばこんな大切にしてもらえるらしい。

なにこの、あたたかすぎる世界! 荒んだ心が一気に浄化されていくようだ。

Jタウンネット記者は7日、投稿者のかとーゆーこさんに詳しい話を聞いた。

スプーンだけでなく...

かとーゆーこさんによると、話題の写真は4日、実家への帰省中に撮影されたもの。

この光景を見かけたときの感想を、かとーゆーこさんはこう語る。

「気づいたら娘が自分でティッシュの布団を作って優しく寝かしつけていたのですが、スプーンさんが寒くないように首から足のところまでしっかり掛け布団をかけていたので、よく見てるなぁと驚きました。大きい声を出すとスプーンさんが起きてしまうらしいので、ヒソヒソ声で話すよう注意され、まるで母親のような3歳児の姿に笑ってしまいました」

いつも自分がやってもらってることをスプーンさんにもしてあげているのかな?

想像するだけで、何とも可愛らしく、微笑ましい。

それにしても、娘さんはどうやってこのスプーンさんと仲良くなったのだろう。

かとーゆーこさんいわく、娘さんはごっこ遊びが好きで、色々なものを〝お世話〟しているのだとか。

「おもちゃやぬいぐるみだけでなく、家電や枝豆や紙きれや箸置きなどにご飯を食べさせたり寝かしつけたりしています。絵本をよく読むので物や食べ物なども人格があり生きていると思っているのだと思います。そんな中、私の実家のキッチンで見つけたプラスチックスプーンをなぜか気に入って、一緒にお風呂に入り、その後に寝かしつけをしていました。お風呂ではロートを浮き輪がわりにしてスプーンを浮かべたり話しかけていました」

そんな優しくてお世話好きな3歳さんに、X上では16万件を超える「いいね」(7日夕時点)のほか、こんな反応が寄せられている。

「前世で徳を積んだプラスチックスプーン」「こういうの大好き」「スプーンが幸せそうに見える...w」「優しい世界すぎる」「この感性をいつまでも大事にして育ってほしい...」「フォーキーの親戚!」「愛されて育っているのだということが良くわかる」

何気なく撮影した日常の風景に大きな反響があり驚いたと語る、かとーゆーこさん。「昨年は悲しいニュースも多かったので、年始のタイミングで皆さんに和んでいただけて私も嬉しい年始まりとなりました」と述べる。

また、「うちの子はこれをお世話してた」というエピソードも寄せられ、色々なものと友達だった子供時代の感覚や優しさを改めて思い出したそう。

「本当に子どもは遊びの天才だと思いますし、現実と空想の世界が混ざった中で生きているので、うらやましいです。大きくなるまでしばらくの間は、そのキラキラした世界線を一緒に満喫したいです。そして大人になったと時、このスプーンさんにしてあげたように誰かに優しくできる人、優しくされる人に成長してほしいなと思います」(かとーゆーこさん)

みなさんは幼いころ、何と友達だっただろう? 皆さんの周りにいる子供たちは今、何と友情を築いているだろう? 思い出したり話を聞いてみれば、優しい気持ちになれそうだ。

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