2024年上半期の車載ナビゲーションソフトウェア欧州市場における市場シェアを発表〜TomTomが市場をリード〜 (3/5ページ)
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主要自動車メーカーはQualcomm、NVIDIA、AMDなどの高性能チップの採用を始めています。その結果、OTA(Over The Air - セルラー通信などを通じてネット経由でソフトやデータを更新すること)での地図更新、3D CGによるリアルなナビゲーション、AIを活用したEVサービスなどが実現し、総合的にユーザーエクスペリエンスを高めています。
カーナビ市場の動向を考える上で、もう一つ重要なことが、中国メーカーの欧州におけるプレゼンスの拡大です。西側諸国のカーナビシステムメーカーにとっては、こうした中国メーカーとの協業が大きな事業機会になると考えられます。
カウンターポイント社バイスプレジデントPeter Richardson氏は次の通り述べています。
「MapboxやGoogleのような新規参入組も注目を集めている。実際、Renault、Volvo、PolestarなどがGoogle Automitive Services (GAS)を採用した新車を発表している。地図メーカー、自動車ティア1、それにナビ専業メーカーが入り乱れ、ナビゲーションソフト市場は競争が激しい。一方で、中国の地図プロバイダーであるBaidu、Amap、Tencentなどは中国国外での地図情報のカバーで劣る。これがTomTomやHEREが中国自動車メーカーと競合をするのには追い風だ。特にこうした中国自動車メーカーにとってはGoogleとの協業が選択肢になりにくいから、なおさらだ。」
今後はAIと生成AI(GenAI)がナビゲーションや位置情報サービスに変革を起こすと考えられます。具体的には、ユーザーが各種のリアルタイム情報に対して、より直感的かつ自然にアクセスできるようになるといったことが考えられます。それぞれの人に合わせたルート選択の提案や、その場所に関する情報の提供も可能になります。実際に、2024年にはStellantisとVolkswagenがGenAIによる音声アシスタント機能の搭載を開始しています。
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