留学経験者の約8割。留学前に必要な英語力は「日常会話ができるレベル」と回答

マイナビウーマン

留学経験者の約8割。留学前に必要な英語力は「日常会話ができるレベル」と回答
留学経験者の約8割。留学前に必要な英語力は「日常会話ができるレベル」と回答

留学エージェント「タビケン留学」はこのほど、留学経験者100人を対象に「留学前の英語学習」に関するアンケートを実施しました。

■留学先トップ3は、「オーストラリア」「アメリカ」「カナダ」

■「留学前に英語を学ぶべき」と考える人が圧倒的多数

調査の結果、圧倒的多数(92%)の人が、留学前に英語の学習をするべきだと考えています。特に「とても思う」と答えた人が63%と、強く学習の必要性を感じている人が多いことがわかります。

一方で、8%の人は英語学習をするべきだと思わないという意見を持っています。

それぞれの回答理由を聞いています。

〈「とても思う」と答えた人の回答〉 ・海外の方に質問する時などに、分からないと本当に自分がパニックになってしまうので、少しでも覚えた方がいいと思う。(10代男性・学生) ・現地生活のスタートラインに立つためにも最低限の英語力は身に着けておかないと留学の効果が半減する。(20代男性・会社員) ・現地の人たちの会話速度や省略語などについていけないためです。相手がそれを察してゆっくり話してはくれますが、お互いにストレスが溜まり関係がギクシャクしてしまうので、事前に勉強はすべきです。(30代女性・無職)

〈「思う」と答えた人の回答〉 ・勉強するべきなのは当然だが、完璧にしなくても現地で学べるから。(20代女性・自営業) ・基礎がなければ、その分出遅れます。留学期間は限られているので、日本で出来るだけ準備しておけば、その分英語をのばす時間も増えます。(30代女性・自営業) ・留学前は、モチベーションが上がるため、学習が効果的に行えると思うが、大事なのは普段からの英語学習だと思う。(40代男性・会社員)

〈「あまり思わない」と答えた人の回答〉 ・最初から語学学校で友だちが欲しいなら勉強してもいいが、留学先で学べば問題なく身につくから。(20代女性・会社員) ・行ったら嫌でも勉強することになるから。(30代女性・主婦) ・現地で生活しながら見についていく日常会話と、日本で勉強した英語は全く異質なものだった。(40代男性・会社員)

■留学前に実施した英語学習方法、最多は「学校の授業」

留学前に実施した英語学習方法を聞くと、最多は「学校の授業(28.7%)」に。以下、「市販の教材(20.4%)」「英会話教室(19.2%)」と続きます。

「その他」と回答した人に、留学前の英語学習方法について聞いたところ、以下のような回答が寄せられました。

〈その他と答えた人の回答〉 ・ラジオの英語基礎講座や、 外国人の友達を作って、会話したりメールのやり取りをする。(40代女性・主婦) ・海外ドラマを何本か見ました。(30代女性・自営業)

■留学前に実施しておきたかった英語学習方法1位は「オンライン英会話」

留学前に実施しておきたかった英語学習方法については、1位「オンライン英会話(21.4%)」、2位「特になし(18.6%)」、3位「英会話教室(17.1%)」がトップ3にランクインしています。

「その他」と回答した人に、具体的な英語学習方法について聞いてます。

〈その他と答えた人の回答〉 ・ヒアリングマラソン。(40代男性・無職) ・外国人の友人を作って英語で話す。(40代女性・主婦)

■留学前の英語学習の悩み1位は「上達を実感できない」

留学前の英語学習における悩み・困ったことでは、1位「上達を実感できない(31票)」、2位「自分にあった英語学習方法がわからない(30票)」、3位「学習の継続ができない(20票)」、4位「英語学習の時間が取れない(12票)」などが挙げられています。

また「その他」の回答では、以下のようなコメントが寄せられました。

〈その他と答えた人の回答〉 ・手広くやりすぎて、何をしっかり学べば良いか迷走した時期があった。(30代女性・会社員) ・外国人と接する機会がないと、実際に相対した時に通じるのだろうかという不安があった。(30代男性・会社員) ・どのように、どのぐらいの時間勉強すればよいのかがわからず、苦労しました。(40代女性・主婦)

■留学前の英語力、「日常会話」程度を求める声が多い

留学前の1日の平均英語学習時間では、1位「30分〜1時間未満(36%)」、2位「1〜2時間未満(29%)」、3位「15〜30分未満(10%)」が上位に。

また、「留学前にどのくらいまで英語力を高めておくべきだと感じたか?」との問いでは、最も多い回答は「日常的な会話に対処できる」で、全体の半数以上を占めています(51人)。

次いで「簡単な挨拶や日常生活にかかわる基本的な表現やフレーズを使用できる」が31人。より高度な英語力を必要と感じた人は少なく、ビジネスレベル以上は全体の14人にとどまっています。

「その他」の回答には、以下のようなコメントがありました。

・話す能力は日常会話レベルでも構わないが、聞いたり読んだりする能力は多くのことに対処できるようにしておくべき。(40代男性・無職) ・留学内容によって異なりますが、ホームステイをする場合は、日常会話程度の英語力があると、よりスムーズに楽しく生活しながら英語力を伸ばすことができます。 専門的な留学だと、専門用語なども視野に入れて勉強しておくと授業にもスムーズについていけると思います。(40代女性・主婦) ・義務教育の中学生英語レベルの文法は最低限理解しておくべき。(40代女性・フリーター)

今回の結果から、多くの人が留学前に英語学習を必要と感じていましたが、求めるレベルは日常会話ができる程度で十分だと考える傾向があることが明らかになりました。

■調査概要

「留学前の英語学習に関するアンケート」

対象人数:100人 調査方法:インターネットアンケート調査 調査日時:2024年8月27日〜8月30日 タビケン留学HP:https://tabiken-ryugaku.co.jp/

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