出版社がヤバい! 『業績悪化』の割合・過去最大の66.1% 「物流費の高騰」直撃&デジタルシフトが焦点!! (2/2ページ)

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価格転嫁率は27.7%と、全業種(44.9%)を大きく下回る結果となった。

新刊本の価格転嫁は徐々に進んでいるものの、既刊本については価格転嫁が難しいというのが実情のようだ。

先行きも不安視

なお、2024年に発生した出版社の倒産および休廃業・解散件数は62件。

2年連続で60件を超えており、政府の各種支援策によって抑制されていた発生ペースは、コロナ禍前の水準に戻ったことがうかがえる。

企業からは、「印刷費の高騰や出版取次の仕入制限で業況は良くない」、「書店の閉店に歯止めがかからず、返品も増えている」といった先行きを不安視する声が聞かれる。

市場の変化に対応するオリジナリティ

紙媒体の出版物の低迷が続くなか、今後はデジタルシフトや出版流通の効率化が焦点となる。

業界大手のKADOKAWAは、2025年1月にソニーグループと資本業務提携を締結。

IPビジネスを強化し、デジタルコンテンツを武器に海外市場への展開を加速させるなど、大手出版社では新たな市場の開拓が進められることが予想される。

一方で中小出版社は、書店との関係性強化や、特色ある企画で読者ニーズに応えるなどの市場の変化に対応するオリジナリティが求められる。

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