「きのこの山」50周年記念!サステナブル宣言発表、1億人への啓発活動を展開
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株式会社明治は2月13日、ロングセラーブランド「きのこの山」の発売50周年を記念し、環境保護活動を強化する『きのこの山たけのこの里サステナブル宣言』を発表した。この活動では、商品の原点である“里山”の大切さを伝え、持続可能なカカオ生産の推進を目指す。
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1975年の発売以来、多くの世代に親しまれてきた「きのこの山」。今回の宣言では、ブランドの原点である里山の保全活動に焦点を当て、啓発活動を展開する。「きのこの山」と「たけのこの里」は、名称に“里山”の要素を持つことから、日本の自然とのつながりが深い。この理念を継承し、持続可能な環境づくりを支援する。
明治は、認知率約90%、店頭配荷率約98%の高いブランド力を生かし、1億人以上への啓発を目指す。また、カカオの持続可能な生産と調達の推進を掲げ、環境負荷を低減する取り組みを強化する。
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この宣言の一環として、2月13日に環境省で公開報告会が開催された。50周年アンバサダーに就任した俳優の森崎ウィンも出席し、「里山の魅力を多くの人に伝えていきたい」と意気込みを語った。森崎は、木製の名刺を配布しながら環境保護の重要性をPRした。
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今回の宣言に基づき、商品・イベント・流通の3つの側面から環境保全活動を展開する。
「商品」
2025年3月より、パッケージを活用し、持続可能なカカオ生産の取り組み「メイジ・カカオ・サポート」を紹介。
「イベント」
「きのこたけのこ里山学校」を開催し、里山体験や地域食材を使った料理イベントを実施。
「流通」
里山を感じる木を再利用した特製スリーブケースやうちわなどのノベルティを制作し、商品とともに提供。
「メイジ・カカオ・サポート」と環境保護への貢献
明治は2006年から「メイジ・カカオ・サポート」を展開し、カカオ農家の支援を続けている。農家への技術指導や生活環境の整備を通じ、持続可能な生産を促進。さらに、明治グループ全体で「ネイチャーポジティブ宣言」を掲げ、自然環境へのポジティブな影響を拡大する方針だ。
明治は、今後も「みんなに、おいしく、おもしろく。」をテーマに、持続可能な社会の実現に向けた活動を推進していく。