「鮮度長持ち、サビないオイル」や麦のうまみと飲みやすさを両立したビールなど28品が受賞!「令和6年度(第43回)食品ヒット大賞」

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「鮮度長持ち、サビないオイル」や麦のうまみと飲みやすさを両立したビールなど28品が受賞!「令和6年度(第43回)食品ヒット大賞」
「鮮度長持ち、サビないオイル」や麦のうまみと飲みやすさを両立したビールなど28品が受賞!「令和6年度(第43回)食品ヒット大賞」

株式会社日本食糧新聞社は、2024年11月26日(火)に「令和6年度(第43回)食品ヒット大賞」の選考委員会を実施し、28品の受賞を決定。 2月20日(木)には、ホテルニューオータニ(東京)にて、贈呈式、祝賀会が開催された。

今年度の食品ヒット大賞には「キリンビール 晴れ風」が選出。亀井昭宏選考委員長は「厳しい経済環境や消費生活の変化、激化する市場競争の中で、圧倒的な推薦件数と選考委員全員の強力な支持を得た。キリンビールの奮闘と創意工夫が高く評価された」とコメントしている。

食品ヒット大賞の選定は、令和3年度以来の3年ぶりとなる。優秀ヒット賞22品、ロングセラー賞4品、昭和100年記念ロングセラー特別賞1品が受賞した。

贈呈式、祝賀会の会場には、受賞28社(28品)の商品展示ブースが設置。3年ぶりの食品ヒット大賞を受賞した「キリンビール 晴れ風」担当者は、受賞の大きな要因について「ビール類の市場が縮小していて、若い人のビール離れがあることと、上の世代もビールが重くなっているという市場の流れがあります。味わいの面で、飲みやすさとビールの美味しさという二律背反しそうな点をうまく両立させて作り上げたことが、一つの要因だと思います」と、ビール市場の背景やビール開発の成功を語った。

また、「キリンビール 晴れ風」を購入することで、ビールに欠かせない日本の風物詩の保全・継承として桜の保全費や花火大会の運営資金が各自治体へ自動的に寄付される仕組み「晴れ風ACTION」を導入していて、こちらもヒットの要因と話していた。

健康に気をつかった商品もいくつか受賞していて、その内の一つである日清オイリオグループ株式会社「日清ヘルシークリア」は、「鮮度長持ち、サビないオイル」という革新的な特徴のある商品となっている。新技術「ウルトラ酸化バリア製法」により、開封後も鮮度が長持ちする次世代型食用油。

食用油は酸化すると徐々に鮮度を失っていくが、その酸化を防ぐために、製造後の酸化抑制や窒素バブルによる酸素排除、容器内の酸素除去などを実現。受賞理由としては、2024年が「日清サラダ油」発売100周年の節目となり、当製品は次の100年に向けた革新的な一歩として市場にインパクトを与えたことなどが挙げられている。

「日清ヘルシークリア」のブースで、担当者に改めて商品の特徴を聞いたところ「油は“酸化”が敵なんですね。酸化すると美味しさが損なわれます。この油がすごいのは、従来からの酸化抑制技術と新技術『日清ウルトラファインバブル製法』を加えた3つの製法からなる『ウルトラ酸化バリア製法』を採用し、油に触れる酸素を徹底的に除去することで、開封前の酸化を防ぐだけでなく、開封後の酸化も抑制することができるんです」と教えてくれた。開封後120日が経過した場合でも、「日清ヘルシークリア」を使用した料理であればすっきり感があり油っこくない、おいしいといった感想を持つ人が多いそうだ。

さらに、今年度は通常のロングセラー賞以外にも、「昭和100年記念ロングセラー特別賞」としてアサヒ飲料株式会社「三ツ矢サイダー」が受賞した。当商品が誕生したのは1884年(明治17年)で、2024年に140周年を迎えた。硬度を調整した水や果実由来の香り、非加熱製法によって唯一無二の味わいを実現。

受賞理由としては、2024年に「三ツ矢の日」プロモーションで全国規模の試飲イベントを実施し、新規ユーザーを獲得した点や、140周年を迎えたばかりであることなどが挙げられている。

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