IoT・ウェアラブルデバイスの接続性・連携性に革新をもたらす国際標準規格「センサ信号のコンテナフォーマット:IEC 63430」が発行。 (2/8ページ)
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2021年には、IEC TC100/TA18(※6)に対して、「ウェアラブルセンサ信号コンテナフォーマット技術」を国際標準規格として提案し、同年12月に新規プロジェクト承認され、2025年2月に国際標準規格(IEC 63430)として発行されました。
【2.利活用分野・領域】
多様なIoTサービスやウェアラブルデバイスと親和性の高いセンサ信号のコンテナフォーマット技術は、まず「ヘルスケア・医療」領域での活用を想定しています。
Society5.0で目指す超スマート社会の実現には、"高齢者対策に資するサービスの開発やニーズの掘り起こし"が重要課題と目されており、AAL(※7)の重要性が一層高まると予想されます。しかし一方で、AALに係るセンサやデバイスのメーカー・システム開発企業が各々別個に開発を進め、ソリューション・サービス事業者も各々への個別適応に終始する取り組みのままでは、実現スピードが遅滞し早期の事業規模拡大への懸念も生じかねません。
国際標準規格を採用することで、自社の製品やサービスと他社との連携において迅速かつ主導的な展開が図れるとともに、国内はもとより海外と共通のデバイス、システムやサービスを構築することができ、国内で成功したモデルをグローバルに展開することが容易になります。
標準化されたウェアラブルセンサ信号コンテナフォーマット技術は、製造、流通、金融、建設、運輸、サービス、エネルギー、公共など社会のさまざまな分野・領域への適用が可能であり、広範に普及活用されることによって、事業の競争力強化や新たな市場の創造が実現するものと考えます。
【3.技術概要】
「コンテナフォーマット」は、ウェアラブルセンサ信号に係る互換性や5G・6Gと連携するIoTへの適応性を高め、データの共有・利活用を柔軟に行える、標準化の核となる技術です。