住宅の省エネ化が加速、4月1日施行「改正省エネ法」 窓リフォームへの関心高まる (2/2ページ)
補助金活用でリフォームが身近に
アンケートでは、窓リフォームに対する懸念として「費用が高そう(53.3%)」「工事に時間がかかりそう(17.8%)」「効果が分からない(17.1%)」といった理由が挙げられた。しかし、窓リフォームの一つである「内窓設置」は1窓あたり約60分、「窓交換」でも半日程度で完了する手軽な工事である。また、環境省の「先進的窓リノベ2025事業」を活用すれば、リフォーム費用の約半分が補助され、最大200万円の支援が受けられる。
実際に窓リフォームを経験した人の80%以上がその効果に満足していると回答しており、「光熱費の削減」「冬の寒さや夏の暑さ対策」「結露防止」「防音効果」など、多くのメリットを実感している。
東京大学大学院の前真之准教授は「窓リフォームは室内環境を大きく改善し、生活の質を向上させる」と強調する。窓は住宅の熱の出入りが最も多い部分であり、夏場は74%の熱が窓から入り、冬場は50%の熱が窓から逃げている。これを改善することで、冷暖房効率が向上し、光熱費の節約にもつながる。
専門家の間でも「窓リフォームはコストパフォーマンスが非常に高い」と評価されており、補助金が充実している今こそ、住環境の見直しを検討するタイミングといえる。