コンビニ「カップみそ汁」食べ比べ!セブン・ローソン・ファミマ、1社だけ具材がちょっぴり豪華だった...。

手軽に汁物を飲みたい時に便利なコンビニの"カップみそ汁"。お湯をそそぐだけで完成するので、忙しい時の食事時にもぴったり。
今回はコンビニ大手3社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の「カップみそ汁」をピックアップ。具材や味わいの違いなどを比較しています。
ファミリーマートのみ油揚げが入っているセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート共に、具材は豆腐とわかめ、ねぎが入っています。ファミリーマートのみ油揚げも入っており、少しお得感がある印象です。
ちなみに、筆者が購入したカップみそ汁に入っていた豆腐の数は、ファミリーマートが8つ(崩れているものも含む)、セブン-イレブン7つ、ローソン6つ。
調理後の重量はセブンイレブンが最も重い具材とみそを入れ、お湯をカップの内側にかかれている線まで注いだ状態で重量を計測。セブン-イレブンは243g、次いでファミリーマート233g、ローソン192gです。
セブン-イレブン「カップみそ汁 とうふとわかめ」127円(税込)実食レポ米みそと豆みその2種の合わせみそを使用しています。2種類のかつお節と昆布エキスの合わせだし。そして、具材はとうふ、わかめ、長ねぎが入っています。
製造元はマルコメ。1食当たり52kcal、たんぱく質3.0g・脂質1.2g・炭水化物7.3g・食塩相当量2.1gです。
カップの中には「具」と「みそ」が入っています。
あざやかな色合いのみそです。
わかめは下の方に沈んでいます。
とうふはふんわり食感。ほどよくねぎの苦みが混ざり合います。かつおと昆布の風味はしっかりと感じられますが、くどさはなく、抜けていく印象。
ネット上では「スープはあっさりしている」「無難なおいしさ」といった声が出ています。
ローソン「とうふとわかめのおみそ汁」118円(税込)実食レポなめらかな食感のとうふとわかめ、ねぎが入っているみそ汁。国内製造の米みそ使用。
製造元は旭松食品。
1食当たり37kcal、たんぱく質2.7g・脂質1.3g・炭水化物4.3g・食塩相当量1.9gです。
カップの中には「具の袋」と「調理みそ」が入っています。
具材とみそがやや少なめに見えます。
みその色が薄めです。
具材に関しては、正直他社との違いは感じず。ふんわりした豆腐にほどよい苦みのねぎ。そしてアクセント程度のわかめ。可もなく不可もありません。
ただし、スープについては3社の中で最も薄め。コクがなくてあっさりしています。食事の邪魔をしないやさしい味わい。
ネット上では「結構な薄味」や「あっさりしてる」といった反応が出ています。
ファミリーマート「濃厚なめらかとうふとわかめ」130円(税込)実食レポ絹ごし豆腐がたっぷり入ったみそ汁。天然醸造長期熟成みそを使用しています。山梨県と静岡県では取り扱いのない商品。
製造元はマルコメ。セブン-イレブンのカップみそ汁と同じですね。原材料を確認したところ、昆布エキスとかつおエキス、米みその組み合わせで、この辺もセブン-イレブンに類似しています。
1食当たり49kcal、たんぱく質3.2g・脂質1.2g・炭水化物6.6g・食塩相当量1.9gです。
カップの中には「具の袋」と「調理みそ」が入っています。
みその色合いが濃いめ。油揚げが入っていて、具材の量が多くみえます。
ふんわりとしたとうふですね。
今回比較の3品の中では最もとうふがふんわりしていて、厚みがあります。ねぎやわかめはもちろんのこと、油揚げが良い仕事をしている印象。スープはかつお風味がよく出ていて、コク深い味わい。王道感のあるおいしさです。
ネット上では「濃厚でおいしい」や「コクがある」といった声が出ています。
濃厚な味噌の味わいを求めるのであれば、ファミリーマート「濃厚なめらかとうふとわかめ」がおすすめ忙しくても汁物を用意したい時に便利なコンビニの"カップみそ汁"。具材とみそ、お湯を入れるだけで飲める手軽さは嬉しいですよね。
セブン-イレブン「カップみそ汁 とうふとわかめ」は、かつお節と昆布の風味のバランスが良い一品。一方、ローソン「とうふとわかめのおみそ汁」は、あっさりしたスープで、他の食事とも合わせやすいのが利点。
そして、ファミリーマート「濃厚なめらかとうふとわかめ」は、スープが濃厚で王道感のある仕上がり。他社には入っていない油揚げがあるのも嬉しいポイント。王道感のあるみそ汁を求めている人におすすめです。
みなさんもぜひ、お好みのカップみそ汁を探して試してみてくださいね。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。