衝撃サイズの〝海鮮丼〟に9.9万人驚がく 「これは凄い!」「細かいところまで素晴らしい」

Jタウンネット

衝撃サイズの〝海鮮丼〟に9.9万人驚がく 「これは凄い!」「細かいところまで素晴らしい」
衝撃サイズの〝海鮮丼〟に9.9万人驚がく 「これは凄い!」「細かいところまで素晴らしい」

2025年3月23日、とあるユーザーが投稿した〝海鮮丼〟がX上を大いに盛り上げた。

エビ、いくら、うに、ほたて、サーモン、マグロ、ほっき貝......。いろんな具材がいろんな組み合わせで盛りつけられた、なんとも美味しそうな海鮮丼たち。

しかし、ちょっと待った。この美食が並んでいるのは、手のひらじゃないか。ということは、ミニチュアってこと? こんなに美味しそうなのに......?

この、見るからに新鮮で思わず食欲がそそられる〝作品〟を生み出したのは、ミニチュア作家の「こるは」(@kasuga_maru)さん。

投稿には9万9000件を超える「いいね」(3月25日夕時点)の他、こんな声が寄せられている。

「いい大トロがのってますね」「細かいところまで素晴らしい」「これは凄い!」「すごい! 透明感がある」「しめさば美味しそう」「甘エビの透明感は凄いです」「見るとお腹すくね」

海鮮丼を食べたくなったという人が、続出しているようだ。

作者がミニチュアにこだわるのはなぜなのか? ミニチュア制作のきっかけは? Jタウンネット記者は「こるは」さんに詳しい話を聞いた。

制作者は〝漁師の子〟

投稿者「こるは」さんは、さまざまな種類の粘土や木材などを使ってミニチュア作品を制作する作家だ。今回の海鮮丼、いったいどのように作っているのだろうか? 例えば、トロは......。

「トロは樹脂粘土と透明粘土をブレンドしたものに、色の濃いもの薄いもの、白を混ぜたものなど6種類くらいの生地を複雑に織り込んで作ってます。ただ、作るたび同じに作れないのが悩みです」(「こるは」さん)

あの小さなトロは、きわめて複雑な粘土の層からなっているらしい。ただのピンク色のパーツではなく、本当に脂がのっているように見えるのも、納得だ。

「こるは」さん(@kasuga_maru)の投稿より

こるはさんは、子供の頃から「小さいモノ」が好きで、収集もしていた。

それを自分でも作るようになったのは、ずいぶん大人になってからだという。

「ドールハウスの本と出会い、参考にして小さいものの制作をはじめました」

そんなこるはさんの作品には、「お刺身の盛り合わせ」「舟盛り」「鮎の塩焼き」など、魚介類を題材とした作品が多い。

というのも、こるはさんは岩手県盛岡市在住だが、出身は宮古。「実家が漁師でしたので海産物が身近にあり、そういう作品が多いのかもしれません」と語る。

海鮮丼に現れた鮮度の良さは、三陸で育つ中で見てきたものが表現されているのかもしれない。

Xの反響の中には、「手の方が作り物ではないか」というコメントも数件あったそうだ。「吹き出してしまいましたが、最高に嬉しかったです」と、こるはさん。「温かいコメントや『いいね』にたくさんの力をいただいています」と話した。

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