北陸新幹線開業は福井をどのように変えた? 地元メディアらに取材「街全体として活気づいている」 (2/2ページ)

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特に“恐竜推し”のムードはより強まっており、上述の地元メディアの関係者は「福井駅前の恐竜のモニュメントが増えたんです。全国には福井県が『恐竜王国』だと知らない人もたくさんいらっしゃいますので、駅前の恐竜の多さを見て『恐竜の街だったんだ』と気づきを得る方も目立つように思います」と、北陸新幹線開業が認識の広がりに一役買っていると指摘する。

日本百選にも選ばれている温泉地、芦原(あわら)温泉も賑わいを取り戻している。芦原温泉旅館協同組合の奥村紘生委員長は「コロナ禍で一時は芦原温泉全体の客足が落ち込んでいましたが、北陸新幹線開業により、コロナ以前の活況まで回復しそうな勢いです」と説明する。

関東方面からの訪問者数もかなり増えているそうで、奥村委員長は「データを見ても、関東のお客様の数字が伸びていることがはっきり分かります。北陸新幹線開業1年目という効果はかなり感じています」と、ここまでは順調だと話す。だからこそ「いつまでも開業効果に頼るのではなく、全国の数ある温泉地の中でも芦原温泉が今後も選ばれ続けるよう、各施設、自治体がしっかり手を組んでPRをしていく必要性があると思います」と、これからが本当の勝負だとした。

たとえば敦賀駅に降りると、インバウンド観光客の姿も非常に多く目立った。福井県内での観光・宿泊を終えたであろう旅行客が、京都、大阪行きの特急に乗るために長い列をなしていた。数年前まではあまり見られなかった光景である。

そう考えると、まさに北陸新幹線が福井を変えつつあると言って良いだろう。

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