大河『べらぼう』瀬以(小芝風花)はなぜ姿を消した?3つの理由に視聴者呆然… 4月6日放送の考察&レビュー (3/4ページ)
蔦重への想いは捨て切れずとも、鳥山検校こそが誰よりも自分に尽くしてくれたのは間違いありません。確かに蔦重は自分を愛してくれますが、同時に利用してくるヒル(寄生虫)のような側面もありました。
大河ドラマ『べらぼう』 公式サイトより
一方で鳥山検校は、世間の人々から搾取の限りを尽くした悪人であっても、瀬以に対してはあらゆる望みを叶えています。それこそ「蔦重と一緒になりたい。離縁して欲しい」という瀬以の本心さえ見抜いて、自分を犠牲にしてまで瀬以の望みを叶えたのでした。
流石にそこまで叶えてもらいながら、江戸から追放される鳥山検校を見捨て、自分だけ幸せになるのは呵責があったのかも知れませんね。他人は鳥山検校を悪く言うけど、自分だけは彼を悪役にできない。そんな複雑な胸中が明かされていました。
エレキテルなんて効きゃしない……遊女たちの堕胎事情劇中では武家の娘が遊郭に売られ、身体を壊して療養する場面が描かれていました。この場面、実は客との交渉で妊娠してしまい、堕胎させられた結果なのだそうです。
吉原遊廓も景気がよかった江戸時代初期は、遊女も子供の出産やお祝いが話題となっていました。しかし客足が落ちて苦しくなってくると、そんな悠長なことは言っていられません。
まともな避妊具などなかった当時、少しでも早く仕事に戻ろうと堕胎させられ、その繰り返しで生命を落とした遊女も少なくありませんでした。