さまざまな刀剣を浮世絵で鑑賞する企画展「二次元刀剣物語~浮世絵をのぞいてみたら~」が開催

大阪・逸翁美術館で、企画展「二次元刀剣物語~浮世絵をのぞいてみたら~」が開催されます。

本展では、歌舞伎に登場するさまざまな刀剣が浮世絵で紹介されます。
歌舞伎ならではの人間が持てるサイズとは思えない大太刀(おおたち)や鉞(まさかり)。弁慶が背負う七つ道具には鎌(かま)や鋸(のこぎり)も。
歌舞伎の定番である御家騒動をテーマにした作品では、代々伝わる御宝が行方不明になり、責任をとって主君は切腹、御家は断絶、遺された若君や家臣が身分を隠して御宝を探し求める・・・といった筋書きがたくさんありますが、その御宝を代表するのが宝刀。
波瀾万丈なストーリーが刀剣を巡って展開していきます。由緒正しき名刀から不思議な力で暴れまわる妖刀、はたまた名もなき刃まで、お芝居になくてはならない刀剣の物語を読み解いてみてはいかが?


また、関連イベントとして、学芸員による鑑賞講座を開催するほか、館内にある椅子式の茶室「即心庵(そくしんあん)」では呈茶が実施されます。
「二次元刀剣物語~浮世絵をのぞいてみたら~」は2025年7月12日(土)~9月7日(日)の期間、逸翁美術館で開催されます。
企画展「二次元刀剣物語~浮世絵をのぞいてみたら~」
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