2025年第1四半期DRAMグローバル市場における売上シェアを発表〜SK HynixがDRAMで初めての首位に〜

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Counterpoint Research HK Limitedのプレスリリース画像
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カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケー (英文名: Counterpoint Research HK 以下、カウンターポイント社)は、2025年第1四半期DRAMグローバル市場において、SK Hynixは売上シェア36%を獲得し、Samsung Electronicsを抜いて初めて首位に立ったという調査結果を含むMemory Trackerによる最新調査を発表致しました。

2025年第1四半期DRAMグローバル市場において、SK Hynixは売上シェア36%を獲得し、Samsung Electronicsを抜いて初めて首位に立ちました。

2025年第1四半期DRAMグローバル市場における売上シェア


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNTQyNTkjNzc3NDVfdmd5S1RFRENMcC5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社 Memory Tracker

「これはSK Hynixにとってマイルストーンとなる。また、これは同社がDRAMを市場に安定に供給できていることの表れで、DRAM市場ではHBMメモリーの需要はとどまるところを知らない。」と、カウンターポイント社シニアアナリストJeongku Choi氏は述べています。さらにChoi氏は次の通り続けています。「HBMという特殊なDRAMの製造はとてもトリッキーな面がある。早くそれを乗り越えた者は、先行者利益を刈り取ることができる。」

カウンターポイント社は、2025年第2四半期DRAM市場における各セグメントの成長率、そして、メーカーのシェアもこの四半期と似たものに予測しています。

カウンターポイント社リサーチディレクターMS Hwang氏は、次の通り述べています。
「世界中で、今の関心事は関税の影響だ。じゃあHBM DRAMはどうなのだと誰もが気にしている。少なくとも短期的には、このセグメントへの影響は小さいだろう。その理由はAI需要が強いままだからだ。それに、大事なことは、HBMが使用されるのはAIサーバーだということだ。クラウドのサーバーが提供するサービスは、本質的に国境や関税に関係ない。」

一方で、長期的には、カウンターポイント社はHBM DRAMの成長にもリスクがあると考えています。その背景には、関税ショックによって景気後退や、場合によっては恐慌に発展することで、構造的な不況の影響を受ける可能性があるといった理由が存在します。


本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://japan.counterpointresearch.com/%E7%94%9F%E6%88%90ai%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA-part-1%EF%BC%9A-%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96/

今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期:2025年1月1日~2025年3月31日)

【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Research HKはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/



提供元:valuepressプレスリリース詳細へ

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