なぜ少年たちは英霊のごとく“祀られた”のか?鎮魂歌『真白き富士の根』と軍国主義の影 (4/4ページ)
こうした時代背景から、『真白き富士の根』の普及は、第一次世界大戦や五・一五事件後のナショナリズムの高揚と時期的に重なり、軍国主義的価値観と共鳴した可能性があります。
もちろん歌自体の意図は追悼であり、ナショナリズムを直接煽るものではなかったにせよ、時代の空気の中で両者が自然に結びついた部分はあったのではないでしょうか。
また、逗子開成中学校が海軍子弟のための学校であり、海軍と密接な関係があったことも影響したのかも知れませんね。
参考資料
事故災害研究室
画像:photoAC,Wikipedia
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan