呼出・昼三・付廻し…『べらぼう』が描く吉原の最高級遊女「花魁」には徹底された階級制度があった (2/3ページ)

Japaaan

それが人気や容姿・教養などによって「太夫」「格子」「局(つぼね)」「端女郎」「切見世女郎」など、更に細かい階級に分かれていきました。

その後、主な客層が庶民化した影響で「太夫」「格子」が姿を消すと、それに次ぐ「散茶」と呼ばれた階級の遊女が格上げされて最高位となり、「花魁」と呼ばれるようになったのです。

格子の中で優雅にキセルをふかしている花魁は?

さて、花魁と言えば、遊郭の店先の格子戸の中で優雅にキセルをふかしているイメージをお持ちの方が多いでしょう。しかし格子付きの部屋(見世)に並んで自分の姿を見せながら客を待つ「張見世(はりみせ)」を行う花魁は、実は最高位の花魁ではありませんでした。

張見世を行っていたのは、花魁の中でも少し階級が下の「付廻し(つけまわし)」「昼三(ちゅうさん)」などの遊女たちです。

同じ「昼三」でも張見世をしない「見世昼三」と張見世をする「平昼三」など、更に数種類に分かれていました。

この階級の遊女の揚代は、昼三で3分(約6万円)、付廻しで2分(約4万円)でした。

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