呼出・昼三・付廻し…『べらぼう』が描く吉原の最高級遊女「花魁」には徹底された階級制度があった (3/3ページ)

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最高級の花魁「呼出」は店先の格子に座らなかった!?

一方、最高級の遊女である「呼出」や、「昼三(ちゅうさん)」の中でも「見世昼三」と呼ばれる階級の遊女は、張見世を行うことはありませんでした。

では客はどうやって彼女たちと遊ぶのかというと、「呼出」という名が表すように、揚屋を通して呼び出さなくてはなりませんでした。

「呼出」の花魁は指名を受けると、豪華に着飾り、大勢の禿や新造を従えて揚屋や引手茶屋まで客を迎えに行きました。

これが「花魁道中」です。

最高位の花魁である呼出の揚代は、昼三や付廻しを大きく上回る1両1分、現代だと約10万円にも相当しました。

一説によると、本来「花魁」と呼ばれたのは「呼出し」のみで、それより下位の遊女は「花魁」とは呼ばなかったとも言われます。

それだけに「呼出」は、どの妓楼にもいるというわけではなく、まさに別格の遊女だったのです。

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