モラとの決別&突然の擬似同棲にドキドキが止まらない! 2つの意味のバイバイ【子宮恋愛#7】 (3/3ページ)
過去の二人の意味深な描写も気になります。おそらく寄島が唯一手に入れられなかった子どもにまつわる何かなのでしょう。二人の子どもを妊娠したけれど、残念な結果になってしまったなど、何か悲しい過去がありそうです。もしかすると、まきとの子どもを恭一が望まなかったことも、この二人の「約束」に関わってくるのでしょうか?
■モラとの決別。二つの意味のバイバイ
山手のスマホに女性からの着信があり、まきは自分がその他大勢の1人なのだと舞い上がっていた気持ちに冷静になってしまいます。しかし、今までも度々登場していたこの「里菜」という女性が、山手の子どもなのだと分かり、まきも一安心。しかも山手が大学生の時の子で、すでに高校生だというから驚きです。
自宅に荷物を取りに帰ったまきは、荒れた部屋を片付け始めます。そのまま必要なものだけ持って出て行ってもいいのに、最後に部屋をきれいにして行くところにまきの性格が現れています。
そして、片付けを進めるたびにフラッシュバックする、恭一の数々のモラハラ行為。まきが職場の研修旅行に行きたいと伝えれば「その間の俺の夕飯どうするの? 掃除洗濯、ゴミ出しは?」とまきに畳みかけ、「参加しなくていいか確認する」とまきが折れると「うん」の一言で感謝など同然ないまま黙りこくる。
帰ってきて風呂が沸いていないことにブチギレ、舌打ちして部屋に篭る。など、すでに1000回くらい愛想を尽かしていてもおかしくないほどのモラが走馬灯のように頭に浮かぶのです。
「バイバイ」と、離婚届と指輪を机の上に置き、まきは家を後にします。この言葉には恭一への別れと共に、何も言えず人のいいなりだったまき自身への決別の意味も込められているのでしょう。
自分の意思のままに生きることを決めたまき。これから痛快なほどに恭一を拒絶し、山手といちゃこいてほしい気持ちでいっぱいですが、まきも寄島も失った恭一は、背水の陣とばかりに、今まで以上にまきに固執しそうで恐ろしいですが……。
どうかまきがこのまま幸せになれますように。また次回。
(やまとなでし子)
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