飛行機型ドローンの操縦を学べるドローン教習所が全国19校で一斉開講!!【ドローン検定協会】 (2/4ページ)
また、ホバリングという飛行方法により空中で静止することができるのも、マルチコプターの大きな利点の一つと言えます。一方、空中で飛行を維持するために動力(回転翼)が必要であり、エネルギー効率が悪く、長時間飛行が苦手です。また、マルチコプターは、高速に水平移動を行うと失速し、高度を維持できなくなるため、移動速度にも制約があります。そのため、広い範囲で飛行することを得意としておらず、また移動速度も限界がある点が短所とされています。
これらの点で、飛行機型のドローンは、離着陸に一定の敷地が必要であるの加え、一度離陸すると空中で止まることができないものの、マルチコプターで苦手とされる、長時間飛行・長距離飛行・高速な水平飛行を行うことができる点で優れています。また、マルチコプターは、大型化するほど複雑な設計や極端に大きな動力源を必要とするため、機体の大型化に伴い価格も著しく高額になることから比べると、飛行機型は、大型化しても基本的な構造・設計が変わらないため、機体の大小によって著しく金額が変わることがないのも特徴です。つまり、飛行機型は大型化が容易で、物流分野においては、積載する荷物の量に応じて機体の大きさを変えるだけで重量物の運搬も可能になるといえます。
操縦者育成が最大の課題
無人航空機の国家資格が令和4年12月に創設されて以来、マルチコプターについては、現在既に広く普及しており、国家資格(マルチコプター型の技能証明)取得者数は、2万人を超えております※2。一方、飛行機型は、現時点で数人しか取得が進んでいません。
飛行機型のドローンの長所である長時間・長距離・広範囲飛行を行うためには、レベル3.5飛行(道路を横断するような飛行など)が不可欠であり、この許認可を受けるためには国家資格を有した操縦者が必要です。しかしながら、これまで飛行機型ドローンの操縦操縦者を育成できる機関は限られており、講習等を受講するにも、費用的、地理的負担が非常に大きかったため普及が進みませんでした。
今回のリリースでは、全国のドローン教習所で飛行機型のドローン操縦に関して講習を受講することができるようになり、近場で講習を受講できる環境が整います。