目を合わせては、いけない――。そんな〝恐怖の生き物〟がX上で話題となっている。

2025年5月28日、XユーザーのNana（＠nana04210410）さんが

「息子が作った恐怖の生き物、、料理中の私をじっと見てくる」

とつぶやきながら投稿したのは、うすら笑いでこちらを浮かべている......コレ、何！？

顔は機関車トーマスのようだが、何だかちょっと目がバキバキだし、そもそも四足歩行のトーマスなんて見たことがない。それって機関車じゃないし。......っていうか、口からちょっと血みたいなの、出てない？

この謎の〝クリーチャー〟について、Jタウンネット記者は29日、投稿者のNanaさんに話を聞いた。

Nanaさんによると、話題の写真は28日の午後6時頃に撮影したもの。

〝恐怖の生き物〟は支援学校に通う小学4年生（10歳）の息子さんが作ったもので、Nanaさんがキッチンで夕飯を作っているときに、こそっと置いて行ったのだとか。こ、怖すぎるサプライズだな......。

息子さんは元々、粘土で色々なものを作るのが好き。また、ホラーやオカルトっぽいものも大好きで、YouTubeなどで楽しんでいるんだとか。

今回の〝作品〟もそんなホラーやオカルトな動画からインスピレーションを得て作ったものらしい。

「スーパーで買い物中に〝トーマスのラムネ〟を発見し、『これで怖いものをつくる！』と言ってひとりで黙々と作っていました」（Nanaさん）

そうして実際に〝怖いもの〟を見事に生み出してしまった息子さん。Nanaさんもその仕上がりには慄いたそう。作品を見た感想を尋ねると、こう答えた。

「日頃から粘土で色々作っているので、その一環と思いきや、とてもギョッとする出来の作品で驚きました。息子なりに色々と考えて怖さを出すために顔のパーツをマジックで塗ったり、紙粘土で不気味な雰囲気を出しているのだなと思いました。息子らしさと言いますか、彼の好きなものを引き続き伸ばしていけるようサポート（と言っても粘土を購入したりするぐらいですが）できたらと思います」（Nanaさん）

なおその後、恐怖の生き物は、家のあちこちに出没しているという。たとえば29日の夜には、こんなことがあったそうだ。

「『今晩はおばあちゃんの枕元に置いておくね！』と言っていました。夜中に目覚めたら嫌ですね...」（Nanaさん）

息子さんの創作活動は母であるNanaさんだけでなく、多くの人を驚かせた。X上では17万件を超える「いいね」（1日昼時点）のほか、こんな反応が寄せられている。

「ひえっ　こわいっっ」「いいセンスだ」「これは夜中とか居たらダメなクリーチャー」「怖い...トーマスのなれ果てやん...」「ちょっと目を離したら距離を詰めて来そう」「夜中不意打ちで目が合ったら腰抜かすクオリティ！」