『弁当店の倒産』過去最多ペース 半数以上が「業績悪化」 スーパーやコンビニとの競争も… (2/2ページ)

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半数以上が業績悪化

こうしたコスト高を受けて、弁当店でも価格転嫁を進めてきたものの、スケールメリットを生かした大手と、地元密着型の「街の弁当店」との間で収益力の格差が広がりつつある。

弁当事業を手がける企業の損益状況をみると、2024年度は45.0%が前年度から「増益」となった。

一方で、「減益」(21.7%)は2年ぶりに上昇、「赤字」(30.2%)は2年連続で低下したものの、赤字・減益を合わせた「業績悪化」の割合は51.9%と、半数を占めるなど二極化が進んだ。

「ワンコイン弁当」との競争

特に、原価構成に占める食材費の割合が非常に高い中小の弁当店で、コメ価格の高騰が採算悪化に直結し、減益や赤字となったケースが目立った。

また、500円以下での値付けも少なくないスーパーやコンビニなど「ワンコイン弁当」との競争を背景に、値上げが進まず収益力が低下した弁当店もみられた。

物価高で価格にシビアな消費者も増えるなかで、どのように弁当の「採算性」を確保するのか、各弁当店の経営戦略が試されている。

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