この特技を生かすために人見くんが考えたのは、持田さんが鉛筆削りをする姿を生配信すること！　ライブコマースで成果を上げられたら、持田さんも会社を辞めなくてすむのでは？　と考えたんですよね。

持田さんの鉛筆削りは、意外にもいろいろな層から支持を集め、視聴者数がどんどん増えていきました。しかし、調子に乗ってしまった持田さんは、「目をつぶっても削れます！」と言い出し……。結果的に、カッターで手を切ってしまったんです。流血シーンが映ってしまったことで、『日の出鉛筆』の公式YouTubeチャンネルは垢BAN……。配信を見ていた小笠原社長は激怒するし、持田さんは責任を感じて退職願を出すしで、人見くんが初めてミラクルを起こせなかった回となりました。

それでも、ハッピーエンドに持ち込むことができたのは、人事部の仲間たちがいてくれたから。持田さんは退職することになってしまったけれど、それぞれが転職先のリストを用意したり、エントリーシートを作ってあげたり、人事部と連絡を取ってあげたり……。また、平田部長が小笠原社長に頭を下げてくれたことで、早期退職の退職金ももらえることになりました！

ひとりの力でミラクルを起こすことはできなかったけれど、みんなの力を合わせれば、もっともっと大きなミラクルを起せる！　やっぱり、人事部のみんな最高〜！　真野さん（前田敦子）も、元カレの会社からのヘッドハンティングを断ったようだし、安心しました。

■今週の人見くんの胸キュンポイント♡

第9話では、ついに人見くんと里井常務（小日向文世）の出会いが明かされました。2人の出会いの地は、中南米。里井常務は、野鳥を撮影するツアーのなかで、仲間たちとはぐれてしまい、「どうしよう〜」と焦っている時に、遭難していた人見くんに出会ったようです。

そして、近隣の村の人に助けてもらったのですが、その村が隣村と揉めていることが明らかに！　ビジネスの知識を生かして間に入り、双方の落としどころを見つけた里井常務。しかし、なぜか「相手方の弁護士だろ！」と疑われて監禁されてしまいました。