コンセプトは「数寄メカニカル」。セイコー<クレドール>から画家・山口晃とコラボした限定ウォッチが登場 (2/3ページ)
山口氏がまず着目したのは、機械式腕時計の心臓部とも言われる「てんぷ」です。機械式腕時計が正確に時を刻むために欠かせない、この重要なパーツを起点に、生命の息吹が波紋のように広がり、万物が展開していく様子をイメージしています。
革新的デザインのインデックス
さらに山口氏はクレドールのインデックスの輝きに着目し、日本画のコードの一つである菱文様を構成するものとして採用。光の入り具合によって光と影が反転する美しいデザインを実現するために、菱文様を構成する合計11種、60本に及ぶインデックスを新たに開発。盤面の様々な菱文様と立体的に配置されたインデックスが重なり合い、平面であるはずのダイヤルに奥行き感が生まれます。この独自の構造は、まるでだまし絵を見ているような不思議な感覚をもたらします。
天体のリズムが息づく裏ぶたのデザイン
裏ぶたのデザインは、輝きながら規則的に動くてんぷを月に見立て、そこからススキの野原が広がり、そのススキがほどけて秋草となり、曲線へと展開し、やがて天体の楕円軌道へとつながっていくさまを表しています。