「べらぼう」に登場する江戸時代の書物、赤本・青本・黄表紙や、絵草紙・戯作の違いをまとめ解説! (2/4ページ)
本の種類
表紙の色においての分類
・赤本…絵入りの読み物で、表紙が丹色(にいろ、黄味を帯びた赤)で子ども向けの絵本を指します。明治時代にも引き継がれ、濃い赤色の表紙になりました(例:桃太郎、金太郎、ぶんぶく茶釜など)。
赤本(『ふんふく茶釜』、鱗形屋、江戸中期、国立国会図書館より)
・青本…赤本の大人版といったところで、主に武勇伝や合戦物、浄瑠璃などを題材にしたものや、恋愛や遊郭を舞台にした物語など(例:仮名手本忠臣蔵、新田義貞一代記、源氏物語など)。ちなみに表紙は現代の青色ではなく、萌黄色といって、春先に萌え出る若葉のようなさえた黄緑色のことです。日本では新緑のことを青々とした~という表現を使うのでその意味で「青」本と称します。