生成AI推進を担う「AIオペレーションマネージャー」のキャリアと転職に関する実態調査 (2/4ページ)
AIを活用した業務改革を進める上での「壁」
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AIを活用した業務改革やプロジェクトを進める上で最も大きな「壁」や「課題」を尋ねたところ、「特に大きな壁や課題は感じていない」という回答が18.4%でトップになった一方で、具体的な課題としては「AIを使いこなせる人材が社内におらず、推進役が孤立している」(13.2%)が最多となりました。 次いで「経営陣のAIへの理解やコミットメントが不足している」(12.3%)、「自身の貢献や成果が、正当に評価される仕組みがない」(9.6%)、「短期的な成果ばかりを求められ、中長期的な視点での改革ができない」(9.6%)、「事業部門の抵抗が強く、既存プロセスへの固執から抜け出せない」(7.9%)、「データがサイロ化/未整備で、AIで活用できる状態にない」(7.0%)、「部署間の連携が悪く、全社的な協力体制が築けない(セクショナリズム)」(7.0%)と続きました。
この結果から、AI推進における課題は、技術そのものよりも、人材不足による推進役の孤立、経営層のコミットメント不足、不適切な評価制度、短期的な視点といった、根深い組織的・文化的な要因であることが強く示唆されます。AI人材がその能力を最大限に発揮するためには、彼らを支える組織体制や文化の醸成が不可欠であると言えます。