絶命する遊女、監禁される客…吉原遊郭の「行燈部屋」に隠された残酷すぎる真実 (2/3ページ)
華やかな吉原遊郭の壮絶な裏側!江戸時代の遊女はどんな病気にかかりやすかったのか?
しかし病気になったからといって、彼女たちが仕事を休むことは原則できませんでした。
病気だからと休んでいると、妓楼の主から「仮病を使って怠けるな!」と罵られ、見せしめとして折檻されることさえありました。
また遊女自身が多額の身代金のかたに売られてきているという事情もあり、彼女達は病気を患っていても働き続けるしかなかったのです。
そして病気が悪化して使い物にならなくなった遊女は、行燈部屋に寝かされ「養生」させられました。
「養生」といっても、手厚い看護が受けられたわけではありません。ろくに食事も与えられず、空腹に耐えかねて客の食べ残しを食べようとした遊女が厳しい「お仕置き」を受けて死亡する事件も起こりました。
ここまで過激な事態にはならなくても、行燈部屋でそのまま亡くなる遊女は、決して少なくなかったようです。
支払いの滞った客を閉じ込める
また行燈部屋には、遊女だけでなく客が入れられることもありました。たとえば、客が代金を支払えなくなった場合。
使いの者やお供がお金の工面をしている間、逃げないように客をここに閉じ込めることがありました。
