男性向けの“泣ける”性教育座談会を涙活(るいかつ)カフェで開催 (3/6ページ)
昔の性教育は生殖の仕組み、二次性徴、 性感染症予防の話などが主な内容でした。
現在の性教育は生殖や性交についてだけではなく、人間関係を含む幅広い内容(性的同意、性の多様性、ジェンダー平等、コミュニケーションなど)を体系的に学ぶ教育となっています。
今の性教育の形を「包括的性教育」と呼びます。
包括的性教育は人権をベースとし、「良好な状態」「心身ともに健康で、持続的に幸福な状態」という意味の「ウェルビーイング」の実現などの観点が重要とされています。
性教育と聞くと何となく、いやらしさや恥ずかしさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
性について学び直すまでは私もそうでした。
まともに性の知識を親から教えてもらわなかった私は、大人になり苦労することもありました。
はじめは性について話すことに恥ずかしさがありました。
でも、「子供たちが正しい性の知識を知らないことで、不安や困りごとをもって大人になってほしくない」
そんな思いから、子供たちに教えるために性の学び直しを開始しました。
そして、性の知識のアップデートを重ねていくと面白いことがわかったのです。
<性教育で自己肯定感は高められる>
性教育では、「NOという権利」や「バウンダリー(境界線)」についても学びます。
人間関係を良好にするためには嫌な時にはNOと言い、立ち入ってほしくない事柄(境界線)があればはっきりと伝え、自分も他人も尊重することが大切です。
それを性教育は教えてくれます。
私は大人になっても長い間 NOが言えず、相手の顔色をうかがってばかりいました。
自分の気持ちを大事にしていなかったことに気づいたとき、大人こそ性の学び直しが必要だと確信したのです。
お子さんがいらっしゃる方の場合は、自分が性の古い知識を書き換え、更新することから始めませんか?
子供の自己肯定感を上げるために、まずは親である自分の自己肯定感を高めていきましょう♪
「わたし/おれなんて」が口グセの方、「自分はこれでいいのだ」とありのままに受け止められるようになりたい方も、性の学び直しが自分を見つめるいい機会になるでしょう。