なぜ日本は金本位制を導入できたのか?明治日本がグローバル経済の仲間入りを果たした瞬間 (3/3ページ)
大隈重信によって「新貨条例」が制定され、日本でも形式上は金本位制が採用された(Wikipediaより)
欧米列強との交易では、金に裏打ちされた円が信頼され、輸出入の決済がスムーズに行えるようになりました。
これにより、日本の産業製品、特に絹や綿製品の輸出が拡大し、経済成長を後押しすることになったのです。
また外国からの資本流入が増加し、鉄道や工業化のための資金調達が容易になったことも大きなメリットでした。
さらに、金本位制は国際金融市場での日本の信用力を高め、近代的な経済システムの構築を加速させることになります。
明治の金融革命は、今日の日本経済の礎を築き、グローバル経済における日本の地位を確固たるものにしたのです。
参考資料:執筆・監修阿部泉『明日話したくなるお金の歴史』清水書院、2020年
画像:photoAC,Wikipedia
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