江戸商人はコスプレで勝負!巨大トウガラシを抱え売り歩いた「トウガラシ売り」のビジネスセンスよ (3/3ページ)

Japaaan

著作堂 [著]『近世流行商人狂哥絵図』,写,天保6(1835). 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/11038510 (参照 2025-08-27)

そんな巨大トウガラシのなかには、小袋に入ったトウガラシの粉が収められていました。また、全身真っ赤な服を身につけ、赤い帽子をかぶっていたそうです。想像しただけでも、非常に目立ちそうですよね。

大坂のトウガラシ売りは、口上で勝負!?

江戸のトウガラシ売りも、「とんとんとん唐辛子~」という小気味いいテンポの呼び声でトウガラシを売り歩いていたといいますが、上方・大坂では話術を使った商売が行われていました。

大坂でも、うどんの薬味としてトウガラシは大人気に。大きな張りぼてのトウガラシを背負って売るのではなく、話術を使ってお客さんを惹きつけていました。特に有名なのが、甘辛屋儀兵衛(あまからやぎげい)というトウガラシ売り。

都市の風俗を解説した『守貞饅稿(もりさだまんこう)』という書物によれば、彼はお客さんの求めに応じて面白い口上を並べるのが評判だったとか。なんと、彼にチップを払う人もいたそうですよ。彼の人気ぶりや話の上手さがわかりますね。

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「江戸商人はコスプレで勝負!巨大トウガラシを抱え売り歩いた「トウガラシ売り」のビジネスセンスよ」のページです。デイリーニュースオンラインは、トウガラシ売り江戸時代商売ビジネス経済カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る