尾張徳川家に伝わる家康の遺産や大名道具などを一堂に紹介する特別展「尾張徳川家 名品のすべて」開催 (2/3ページ)

Japaaan

遺産目録とともに受け継がれたこれらの品々は、刀剣・書画・茶道具・衣服など多岐にわたり、なかには室町将軍家や織田信長、豊臣秀吉といった歴代の権力者の手を経た名宝も少なくありません。天下人・家康のもとに集まった東洋美術の粋は、このようにして名古屋に残されたのです。

名品2 暮らしの中の一流の品々――尾張徳川家伝来の大名道具

大名道具とは、江戸時代の大名家に代々受け継がれてきた美術工芸品の総称です。大名家には武家として必須の武具甲冑のほか、教養のための書画や茶道具、能道具、儀礼に用いる調度類など、多岐に渡る美術工芸品が、道具として整えられていました。江戸時代を通じて将軍家に次ぐ家格を誇った尾張徳川家には、その格式に相応しい当世一流の道具が集まり、代を重ねるごとに蓄積されたことで、自然発生的に豊かなコレクションを形づくりました。

銀溜白糸威具足 徳川義直所用 江戸時代19世紀 徳川美術館蔵

尾張徳川家の大名道具は、尾張家の歴史や格式、文化的教養を象徴すると同時に、最上級の東洋美術のコレクションなのです。

名品3 知の宝庫――日本屈指の大名文庫「御文庫(おぶんこ)」

尾張藩の書物倉である「御文庫」は、「駿河御譲本(するがおゆずりぼん)」と呼ばれる家康の書物類約3千点が尾張徳川家に譲られたことを契機に形成されました。その後、歴代藩主による収集や、2千点を超える古地図・絵図などが加わり、幕末にはおよそ5万点にのぼったと推定されます。江戸時代を通じて、尾張藩の御文庫は質・量ともに我が国有数の大名文庫として発展しました。

「尾張徳川家に伝わる家康の遺産や大名道具などを一堂に紹介する特別展「尾張徳川家 名品のすべて」開催」のページです。デイリーニュースオンラインは、尾張徳川家徳川家徳川家康江戸時代展覧会カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る