日本神話が起源。神の使いの”狼”で有名な「三峯神社」の命名由来や御祭神を解説 (3/3ページ)
総本社である三峯神社には伊弉諾尊と伊弉册尊だけでなく、造化三神(ぞうかさんしん/みはしらのかみ)が合わせて祀られています。
※ほか境内社(摂社、末社)については割愛。
造化三神とはこの世界を最初に創造したと伝わる三柱の神様で、それぞれ天之御中主神(あめのみなかぬし)・高御産巣日神(たかみむすひ)・神産巣日神(かみむすひ)の総称です。
※ちなみに、神様の尊号で「〜神(のかみ)」「〜尊(のみこと。命)」と分けられているのは、勅(みことのり。神様の命令、御言宣)を帯びて世に下り立った神様を「〜尊」、そうでない神様を単に「〜神」と呼びました(諸説あり)。
ちなみに来宮神社の境内社である三峯社では、伊弉諾尊と伊弉册尊に加えて日本武尊も合祀されています。
基本的には、伊弉諾尊と伊弉册尊をベースに地域ごとの神様が一緒に祀られている、という形なのでしょう。
三峯神社まとめ
総本社:埼玉県秩父市
創 建:日本武尊
命 名:景行天皇
社 号:境内を囲む三つの山から
御祭神:伊弉諾尊・伊弉册尊ほか
眷 属:狼(山犬、お犬様)
今回は三峯神社(三峯社)について、社号の由来と御祭神を紹介してきました。こういう素朴な疑問を一つずつ解決するのは楽しいものです。
日本各地にはまだまだ興味深い神社がたくさんあるので、これからも紹介していきたいと思います。
※参考文献:
『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月 『新編武蔵風土記稿』内務省地理局、1884年6月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan