「裏の吉原」江戸時代に庶民が通った“非公認な裏の色街” 岡場所の知られざる実態 (2/4ページ)
深川の岡場所で働く軽子(座敷へ酒肴を運ぶ人)を描いた月岡芳年の「深川の軽子」(Wikipediaより)
有名な岡場所としては、深川や上野山下、根津などが挙げられます。特に人気だったのは深川で、天保8年(1837)頃には500人近くの遊女がいたといいます。
水運が発達していた深川では舟の移動がメインで、船宿が客を料理屋に案内したり、遊女や芸者の手配をしていました。
根津神社の門前も江戸の中心部に近かったこともあり「岡場所第一の遊里」と呼ばれています。
岡場所の娼婦にも値段の差があり、1回の行為が十数文から数十文という格安の街娼がいる一方で、それなりの値段の娼婦もいました。
