朝ドラ「あんぱん」ヒロインのモデル 小松暢には次女(河合優実)と三女(原菜乃華)が実在。それぞれの生涯 (2/4ページ)
姉たちが学びと労働へ歩を速めたのだとすれば、瑛と圀の少女期もまた、この早い父の死の影を受けていたはずです。
堅実な道を歩んだ次女の瑛
ドラマの蘭子と同じく、瑛は学問に熱心に励む女性に育ちます。
成長した瑛は、大阪の阿倍野高等女学校(現・大阪府立阿倍野高等学校)に入学。同校には姉の暢の卒業校でもありました。
女学校を卒業後、瑛に運命の人との出会いが訪れます。
やがて瑛は高知県後免町の教員・曽我部鹿一と結婚。程なくして鹿一の満州赴任が決まり、行き先を共にしました。
二人の間には二男一女を授かりますが、敗戦によって引き上げを経験。愛媛今治を経て高知へと戻りました。
東京へ――“金庫番”として支えたやなせスタジオ
史実においても、瑛は蘭子と同様に東京へ出ることとなります。
すでに東京に出ていた姉・暢は、議員秘書を経て、同郷の柳瀬嵩と結婚。嵩は漫画家として活動を始めていきます。