「ピタゴラスイッチ」「バザールでござる」「だんご3兄弟」「I,Q」全部作ったのはこの人、佐藤雅彦 (3/4ページ)


会場の後半は、子どもたちも夢中になれる展示が続きます。『ピタゴラスイッチ』を中心に、教育と遊びを融合させた作品が並び、大人にとっては懐かしさを感じる空間です。世代を超えて楽しめる仕掛けが随所にあり、親子連れの姿も多く見られました。

特に印象に残ったのが、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻教授である桐山孝司さんとの共作『計算の庭』という展示。ここでは、人が空間の中でどのように動き、選択し、振る舞うのかを観察できます。単に眺めるだけでなく、来場者自身もその一部として組み込まれることで、まるで自分が実験台になったかのような感覚に。解説を読み進めると、その行動がどのように分析され、どんな意味を持つのかが分かり、まるで研究室で立ち会っているような気分。普段は味わえない、実験の裏側を覗き込むような体験は、とても興味深く面白かったです。


展示会を訪れる方は、できるだけ時間に余裕を持って行くのがおすすめ。今回、平日の午前11時からの回に行き、夏休み明けや連休明けで、空いていると思いきや、映像ブースは常に満席状態。