物価高の時代に“頼れる名脇役”──伝統と革新で紡ぐ、豆腐の新しい価値 (4/5ページ)
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老舗から“セカンド・スタートアップ”へ
今後の展望として、まずは湘南豆富で純粋な豆腐の価値を追求します。豆腐は自然化学であり、素材の組み合わせや製法の研究開発で、これまでにない斬新な味・美味しい味を生み出せる余地はまだまだ大きいと感じています。私は農学部出身なので、大豆の産地と連携した品種開発にも取り組みたいですね。
中期的には、植物性タンパクとしての豆腐の可能性にチャレンジしたいと考えています。私は色々な領域のスタートアップに経営参画してきましたが、植物性タンパクの領域はまだイノベーションの勝者が大成しておらず、宇宙と並ぶ最後のフロンティアなのではと感じています。高齢化や気候変動による食糧不足など、普遍的な社会課題にも密接に関係する領域です。まだ詳細はお話できませんが、数年かけて実現したいアイディアは複数あります。ヤシマ食品という老舗の中小企業から、イノベーション・ディスラプションを生み出すセカンド・スタートアップとしての挑戦。これからの日本のビジネスモデルに一石を投じる気概で取り組んでまいります。