日本各地で作られてきた郷土玩具を紹介『新装版 はじめましての郷土玩具』が発売 (1/2ページ)
江戸時代以降に誕生し、子どもの成長を願って日本各地で作られてきた郷土玩具を紹介する書籍『新装版 はじめましての郷土玩具』が発売。
日本の郷土玩具は単なる遊び道具ではなく、寺社の授与品や民間信仰のお守り、節句の祝いなど、人々の切実な願いや愛着が込められた庶民のためのものでした。
健やかな子どもの成長、家内安全、商売繁盛といった切実な願いが、身近にある木、土、紙を主な材料に、自然や動物などの形に託されています。
郷土玩具の魅力は、その素朴さや繊細さを備えた美しさだけではありません。地域や風土の結びつき、同じ土地で受け継がれても、時代や作り手によって形や表情が一つとして同じものがないところにあります。